ヒューマンデザイン・コラム:「あなたはそのままでいい」に見える混乱

ヒューマンデザインをとことん愛する諸星和子です。

今回は、巷でもヒューマンデザイン業界でもよく聞く「あなたはそのままでいい」という
言葉の中に見える混乱について、私の考えをお伝えしていきたいと思います。

お付き合いいただけますでしょうか?

私は個人的に、「あなたはそのままでいい」って、とても危険な言葉だと感じるんですよね。

最終的には、同意しています。おっしゃる通りだと思います。

でも、その言葉をどんな場面にでも応用してしまうのは、
間違いなのではないだろうかと私は思います。

「あなたはそのままでいい」のは、その人が自分の内側で認識する場合においてであって、
誰に対してでもいつでもその状態を「自分の外部に表現していい」という意味ではないと思うんです。

つまり、ここは区別した方がいいと思うんです

区別したいこと

その人が自分の内側で認識するものなのか / その人が自分の外側に表現するものなのか

その区別が出来ていない状態で、「あなたはそのままでいい」という言葉を両方に当てはめてしまうと、

どうでしょうか、なんか、私としては、

それでいいのかな、って気持ちになるのですが。

特にヒューマンデザインを学ぶプロセスにおいて、
「あなたはそのままでいい」という言葉をまるごと鵜呑みにして上記の両方の場合で使い始めると、

あっという間に、ヒューマンデザインが実践の軸としてお伝えしている

ストラテジーと内なる権威(行動の指針と決断の軸)」の存在意義がなくなってしまうように感じます。

だからですかね、なんとなく、ヒューマンデザインにおいて
ストラテジーと内なる権威」の重要性が、なんかいまいち伝わっていないような気がするんですよね。

ヒューマンデザインを通じてチャートの分析することで、
自分自身のメカニズムを可視化して理解することができるようになります。

そしてそれは本当に素晴らしいことで、私自身、ヒューマンデザイン愛がとどまるところを知りません。

だからこそ、心を込めてお伝えしますが、

ヒューマンデザインのチャートで分かるのは、その人の意識と無意識のメカニズムであり、
そのすべてが「そのままでいい」完璧なものです。

でもそれは、あくまで、その人の自己認識においては、です。

それを人間関係の中で自分の外部に表現したり、何かを具現化する中で活かしていくには、
ヒューマンデザインの視点においては、

ストラテジーと内なる権威」を実践していく必要があるのです。

少なくとも、私はそう理解しています。
そして、これからもそうお伝えしていきたいと思っています。

何かの気付きの種になりましたら幸いです。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。